1 2 3 |
クラウドコンピューティングで、まず真っ先に気になるのはおそらくサービスの提供価格でしょう。 異業種からの価格破壊プレイヤーであるAmazonが IT業界に参入して以降「クラウド=安い」というイメージが定着しています。 |
1 2 3 4 5 6 |
しかし、いくらAmazonが自社ECサイトのリソースや共通基礎技術を転用して低価格を実現しているとはいえ、 営利企業であるAmazonが利益を得るために行っているビジネスである以上、 かかるコストにマージンをのせた価値相応の値付けが行われています。 提供するのは仮想マシンまでで、その管理はユーザーに任せ、 低価格のサーバやオープンソースソフトウェアを活用することで、 極限まで原価低減を図っているのが実態です。 |
1 2 3 4 5 |
マイクロソフトが低価格を実現できるカラクリは、 クラウドサービスを提供するために必要となる技術スタックのうち、 OSをはじめとするソフトウェアに実績ある既存の自社技術を惜しみなく投入していることと、 Yahoo!との提携で本格的にGoogle対応を開始した検索サービスbingなどへの データセンター構築・運営投資と合わせ、規模の経済を享受できるためです。 |
1 2 |
当たり前かもしれませんが、Windows環境をクラウドで利用するのであれば、 Amazon EC2よりWindows Azureを利用する方が安くなります。 |
すでにAmazon EC2をご利用されている方も多いと思います。
ただ、もしこれから乗っけるOSにWindowsを選択する場合は、
Windows Azureの方が安くなりそうです。
- Windows Azureは、1時間あたり$0.12
- Amazon EC2 Linux版は、1時間あたり$0.10
- Amazon EC2 Windows版は、1時間あたり$0.125