「ネットオークションはOKなのにダフ屋がダメなのはどうして?」という記事が
R25に掲載されてました。
今じゃ、普通の手段でチケットを買えなかったり、希望の座席にならなかった場合、
Yahoo Auctionでチケットを購入したり処分したりしている方も多いですよね。
今回の記事は、こうしたネット社会の微妙なところをついているような気もするので、
読んでない人への紹介も込めて転載。
1 2 3 4 5 6 7 |
待ちに待った海外アーティストの来日ライブ! が、チケット発売日の朝に販売会社に電話をするも、売り切れ…。 ネットオークションで見つけるか、どうしてもなかったらダフ屋で…と考えて調べてみたら、 実はダフ屋って各都道府県の迷惑防止条例で禁止されているとか! でも、ダフ屋もネットオークションも「買ったチケットを売る」行為ですよね。 どうしてネットオークションはOKなのに、ダフ屋はダメなのでしょう? |
ネットでも高値で転売されているけど…
ダフ屋行為はなぜ条例で禁止されているのか?(2008年11月13日号)
「ダフ屋行為にあたるかあたらないかのポイントは、転売目的で『仕入れ行為』を行ったかどうかです。
ですので、参加する予定だったイベントに急に行けなくなってしまい、
ネットのファンサイトなどを通じて他人に譲るようなケースは、『ダフ屋行為』にはあたりません。
また、金券ショップでの売買は、店が都道府県の公安委員会から古物営業法に基づく営業許可をとっているので、
転売目的のチケットの仕入れや販売が認められています」
(法律に詳しいNPO法人「リーガルセキュリティ倶楽部」の臼井友章氏)
1 2 3 4 5 6 7 8 9 |
ただし、ネットオークションでも、 転売を目的にチケットを大量購入して売りさばいていた個人が逮捕されたこともあるのだそう。 だけど、ボクが個人的に余ったチケットを買う分には問題ないわけですよね。 じゃ、やっぱりネットオークションで! と思ったものの、 知らない相手とやり取りするのってなんとなく抵抗が…。 個人情報を知られるのも、不安だしなぁ。 そういえば、相手と直接やり取りをしなくてすむ「エスクロー」っていうサービスがあるらしいけど、 それってどんなものなの? |
ネットオークションの安心キーワード
近ごろよく耳にする「エスクロー」って知ってる?(2006年12月14日号)
簡単に説明すると、商品を売りたいAとそれを買いたいBがネットで出会ったとして、
その支払いや商品配送を、第三者である会社Cが代行してくれる仕組みだ。
(中略)
ネットオークションには顔も知らない相手に個人情報を知らせることへの抵抗感や、
金銭トラブルへの不安感がつきもの。『エスクローサービス』は、
これらを回避する手段でもあるワケだ。
なお、これは決して目新しいものではなく一部のオークションサイトなどでも任意利用が可能。
1 2 3 4 5 6 7 |
また、ネットオークション自体も登録手続きの複雑化や 不正出品のパトロール強化によってユーザー全体のモラルが上がっているんだとか。 サービスが浸透していけば、個人個人の意識もしっかりとしてくるものなのでしょうか。 ボクらに欠かせないアイテムになって、まだ日が浅いインターネット。 ただ、新しい世界で安全に生活していくためには新しいモラルや規制も必要です。 こればっかりは、現実もネットも一緒なのかもしれません。 |