マイクロソフトが Windows Phone 7 Series を発表しました。
今度はWindows Mobileからの継承ではなく、完全新規OSになるようです。
http://japanese.engadget.com/2010/02/15/windows-phone-7-series-os/
マイクロソフトが新モバイルプラットフォーム Windows Phone 7 Seriesを発表しました。最大の特徴は、ルック&フィールから中身のコードまで、これまでのWindows Mobile とはまったく違う新しいスマートフォンOSへと変化したこと。スタート画面はタイルベースのアプリアイコンやコンタクトショートカット、ウィジェットが縦に並ぶホームスクリーンになり、画面遷移やシンプルなメニューなどは Zune HDと非常に良く似たデザインが採用されています。ソーシャルネットワーク関連の強化や Xbox LIVEの統合もうわさされていたとおり。コンタクトを開けば、Facebook や Twitterなど複数のサービスから最新のアップデートを統合して表示します。Xbox LIVEはXbox 360 や Games for Windows LIVE と同様にアバターや ゲーマータグをそのまま統合。メディア再生部分はZune HDプレーヤをサブセットとしてそのまま含むような感覚です。
また従来のWindows Mobile と異なり、ハードウェアとソフトウェアがより強く結びついた垂直モデルを採用しているのも特徴です。マイクロソフトは具体的な採用CPU や速度・メモリー容量などを含む要求仕様を設定しており、またソフトウェアでも キャリア・メーカー独自のUI (たとえば Sense UI や TouchWizなど) は採用できないことになっています。タッチスクリーン以外に必須のボタンは戻る・スタート (Windows)・検索 (Bing)の3つ。
Windows Phone 7 Seriesの端末を提供するキャリアパートナーとしては、AT&T, Deutsche Telekom AG, Orange, SFR, Sprint, Telecom Italia, Telefónica, Telstra, T-Mobile USA, Verizon Wireless, Vodafoneが挙げられています。ハードウェアパートナーはDell, Garmin-Asus, HTC, HP, LG, Samsung, Sony Ericsson, 東芝, Qualcomm など。ただしMWCの時点では、サードパーティー製のWindows Phone 7端末は公開されず、マイクロソフトの評価デバイスのみが展示されます。写真や 動画は公開されしだい追加してゆきます。