2014年7月期の『Microsoft MVP Award』を受賞させていただきました。カテゴリーは『Visual Studio ALM』です。誠に嬉しく思うことと同時に、身が引き締まる思いです。
実は今まで2010年、2011年と2回応募したことがあるのですが、どちらも受賞できなかったんですよね。当時も今と同じぐらい頑張っていたつもりだったんですが、正直応募する際の戦略が甘かったんだと考えております。
今回受賞出来たのは、会社の仲間、コミュニティを支えて頂いている皆様、応募を後押ししてくださったMicrosoft社員の皆様、審査に関してご相談に乗って頂いた皆様、そしていつも私を支えてくださっている皆様のおかげだと考えております。本当にありがとうございます。
Visual Studio ALM とは
Visual Studio ALMというカテゴリについてご説明します。
そもそも『ALM(Application Lifecycle Management)』とは、ビジネス価値の創造、アジリティ、生産性向上を実現する新しいチーム開発の概念です。
その中でも、今回の受賞対象となった『Visual Studio ALM』とは、「チームのニーズに適合する柔軟でアジリティを高めることのできる環境」をVisual Studioで実現しようというものです。
- マイクロソフトのページ
-- http://www.visualstudio.com/explore/app-lifecycle-management-vs - WiKipediaの解説
-- http://ja.wikipedia.org/wiki/Visual_Studio_Application_Lifecycle_Management
Microsoft MVP Award とは
『Microsoft Most Valuable Professional(Microsoft MVP) Award』とは、コミュニティーやWebサイトなどでマイクロソフトの製品や技術を広める活動をした個人を表彰するものです。応募時期は毎年1月、4月、7月、10月の年4回あり、応募直前の過去一年間の実績を表彰するものです。
- マイクロソフトのページ
-- http://www.microsoft.com/japan/communities/mvp/mvpprogram.mspx - WiKipediaの解説
-- http://ja.wikipedia.org/wiki/MSMVP
世界で4,000人。日本では240人程度です。MVPの期間は一年間で、次の年もMVPになりたければ、そのとき実績を積み上げて応募しなければなりません。
Microsoft MVP Award を受賞すると
Microsoft MVP Award 受賞者には、さまざまな技術情報の提供、国内外で開催されるイベントへの招待など、充実した特典が用意されています。
中でも、グローバルサミットをはじめとするイベントでは、マイクロソフトの経営陣や技術者、各国を代表する MVP など、普段は会う機会のない方々との交流を図ることができ、大きな刺激を受けることができます。
また、開発中のマイクロソフト製品に触れて、改良につながる提案をする、製品開発の一端に関わることもできます。
こうした貴重な体験を通して、技術者として、また、個人として、さらなるステップアップが図れることも MVP アワード プログラムの大きな魅力です。
Microsoft MVP Award に応募するには
Microsoft MVP Award に応募するには、以下のような要件が必要となります。(引用元はこちら)
- 顕著なコミュニティ活動
-- 積極的にコミュニティのイベントを企画運営し、他のユーザーへ情報提供を行っている
-- 多くの話題や正確な回答を提供し、コミュニティの活性化に貢献している
-- マイクロソフト製品やテクノロジに対してイニシアチブをとり、活動を行っている
-- Web、Blog、講演、雑誌や書籍などを通して、他のユーザへ情報を発信している
-- コミュニティのリーダーと言うべき存在である
-- 製品や機能についてフィードバックを多数行っている - 特定分野における豊富な知識および認知度の高さ
-- 特定の分野、製品、技術になどに関する幅広い知識を持っている
-- 特定の分野、製品、技術などに関して専門家または大家として知られている
今後の活動について
今までに引き続き、Product Management, Agile, Scrum, Visual Studio ALM 等の方面で、今後も精力的に活動を続けていきます。
- プロセスとしてのアジャイル、プロダクトマネジメントの普及活動
- ツールとしてのVisual Studio ALM + Atlassian の普及活動
- 実践としてのノウハウの普及活動
- 「好き!」を通じて「創職」を目指す方々へのITスキル育成活動
登壇機会等ありましたら、是非お誘いいただけると幸いです。
引き続き今後ともよろしくお願いいたします。