—クラウドコンピューティングを利用する上で、データがどの国に存在するのかを気にする企業や官公庁は少なくありません。
ワールドワイドでのデータセンター戦略はどのようになっていますか?
米salesforce.com、代表取締役副社長のケン・ジャスター氏
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ケン・ジャスター氏 よくそういった意見を聞きますが、クラウドコンピューティングにとって重要なのはセキュリティや安全性です。 インターネットは国境を越えたデータのやりとりが発生するものですから、場所は本当は重要ではないのです。 |
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とはいえ、そういった感情があることは理解しています。 日本に限らず、ヨーロッパでも同様です。 現在、われわれのデータセンターはアメリカの西海岸と東海岸、そしてシンガポールにも2年前に設置しています。 アジアにはすでにひとつありますので、順番としてはヨーロッパを検討するのが先になるでしょう。 |
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日本に関しては、常に検討しています。実際、シンガポールとの距離を考えると、設置に適しています。 ですから、日本のお客さまには1年以内に設置する可能性があることは伝えています。 ただし、最終決定した話ではないことは理解しておいてください。 |
—その場合、salesforce.comが独自に設置するのでしょうか? それとも日本国内のパートナーと組むのでしょうか?
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ケン・ジャスター氏 現在さまざまな側面から検討中ですが、日本国内のパートナーと協力する可能性もありえます。 |
元ネタはこちら。
http://enterprise.watch.impress.co.jp/docs/news/20091120_330192.html