日時
- 2009/08/27(木)15:15-16:25
概要
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最近注目が高まってきている RIA (リッチ インターネット アプリケーション)。 企業システムを RIA 化する本当の意味は何でしょうか。 もちろん今まで使っていたクライアントサイド アプリケーションと同様のインターフェイスを、 RIA 技術を使って Web 化することで得られるメリットもあるかもしれません。 しかし、それだけでは RIA 化によるメリットを十分享受しているとは言えません。 単に Web 化するのではなく、ユーザビリティの観点からインターフェイスを考え、 直観的にすることによって、ユーザーにとって使いやすく、 ユーザーの生産性を知らず知らずのうちに高めてしまうシステムを作ることができるのです。 本セッションでは、ユーザビリティの視点を持って RIA 化することで得られる効果、 および、Silverlight を使った RIA 構築の際、特に画面設計の段階で、 どのようなポイントを考慮すべきかについて解説します。 また、どのようなプロセスで設計していけば、ユーザーにとって使いやすく、 生産性の高いシステムを作ることができるのか、 次期バージョンの Expression Blend 3 を用いて具体的なデモを交えながらご紹介していきます。 |
スピーカー
1 |
マイクロソフト株式会社 神原 典子 |
資料
- 資料URL:20090827_T2-304.pdf【ADrive.comに置いてあります】
資料には出てこなかった口頭でのフォロー内容
- ユーザビリティを設計することとは、色や図を使って可視化するということ。
- ユーザインタフェースの改善は、画面遷移数の減少、同時表示情報数の増加、メニューの常時表示、複数の画面でデータ連動など、クリック数の削減および入力回数の削減という観点でも行える。
- どの部分をユーザが操作出来るのかをわかりやすくする為にアニメーションを使うと、ユーザビリティが向上する。
- アイコンをなるべく活用する。
- システムの状況をユーザに伝える為のアニメーションがあると、ユーザのストレスは減少する。
- ドラッグ時のサムネイル表示にアニメーションを使うとよい。
- アニメーションは、ユーザに、今はどんな状態で、何が出来て、どうすればよいのか、を伝えるのに有効。
- RIAによってユーザエクスペリエンスが向上するかが重要