FlashアプリがiPhoneで動く - Adobeが変換ツールを発表

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これはすごいですね。
AIRやFlexのようなFlashプラットフォーム上のアプリケーションが
iPhoneで動くとなると、
業務利用への加速が一気に高まりそうです。

提案内容もうまく活用すれば、他社に勝てる提案書が作れるかもしれません。


なお、実際にiPhoneで動くFlashアプリの作り方としては、
今まで同様に通常のAIRアプリを作るのと同じように作った後、
下記のような設定ファイルを指定すると、
デスクトップ用のAIRアプリ、iPhone用のアプリ、と
容易にビルド出来るようになるようです。

上記設定ファイルの最後の方に
<iPhone>タグで指定している部分があって、そこがミソになりそうです。


しかしこれで、今までAIRやFlexアプリを作ってきた方々は
Objective-Cをわざわざ覚えなくても
iPhoneアプリが作れるようになりますね。

つまり、今までは
Objective-CでiPhoneアプリを作るためにはMacOSが必要だったわけですが、(参考:page:48632
そういう制約がなくなった、ということです。

AIRやFlexはWindows環境上で作れる為、

  • Windows環境でiPhoneアプリが作れるようになった
  • Flash PlatformはWindows MobileやAndroid、BlackBerry、Palm webOS、Symbian OSのプラットフォームで動作するようになった。
    • 対応していないのはiPhoneのみであるが、コンバートツールにてiPhoneへの移植が容易になった。
  • 過去のAIRアプリやFlexアプリの構築に作った財産が、そのままiPhoneアプリに生かせる
  • 業務利用を目的として、携帯端末で業務をする、という要件を満たす土台が整った
  • Objective-Cを覚えなくてもActionScriptさえ知っていればiPhoneアプリを作れ、学習コストが下がった
  • Flashアプリ(AIR,Flex含む)は無数に存在するため、コンテンツが一気に増大する可能性あり

今回のこの発表はものすごいインパクトがでかいですね。


元ネタはこちら。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0910/06/news057.html

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