『Atlassian Advent Calendar 2015』22日目のお題は、『JIRA Software で アジャイル開発を可視化しよう!』です。
※ JIRA Software(ジラ ソフトウェア)は、2015年10月に製品名が『JIRA + JIRA Agile』から変更になった、という経緯があります。もし過去の資料を検索する際は、『JIRA Agile』で検索いただくとよいかもしれません。参考までに、過去に『JIRA Agile』について登壇した際の資料をご紹介します。
アジャイル開発とは
アジャイル開発とは、
- 提供したい価値を「小さく」「素早く」届けるための仕組み
- 小さい失敗を重ねて大きく成功するための考え方
です。アジャイル開発を実際のプロジェクトに適用するには、現在のプロジェクトで出来ていないことを課題として見える化し、一つずつ改善していくことが重要です。
なぜ JIRA Software を使うのか
アジャイル開発を円滑に進めるためには、『プロジェクトの現状の見える化』をどれだけ継続に出来るかが重要です。
JIRA Softwareは、プロジェクトの現状の見える化の中でも、特に
- 『開発の現状の見える化』の手間を最小限に抑える
- 『開発者が開発に集中』する環境を支援する道具
として、非常に有効性の高いツール群です。
JIRA Software とは
JIRA Softwareとは、は課題管理のほか、バグ管理、問い合わせ管理など、主にソフトウェア開発で利用できる汎用的なツールです。スクラムやかんばんに対応したアジャイルプロジェクト管理もできます。企業向け機能が充実しており、大規模開発でも威力を発揮します。
JIRA Software を含む Atrassian 製品を活用した、実際の開発プロセスのイメージは、このような形になります。
アジャイル開発を可視化するためには
アジャイル開発を可視化するために、まず最初に、そもそもの開発の進め方を確認しておきます。たとえば、一般的な開発プロセスは、以下の工程をひたすら繰り返す、というモデルが想定できます。
- やりたいことを洗い出す
- 今回やること、次やること、その後…を決める
- 仕様を決める
- 開発する
- テストする
- 顧客が確認する
- 次やることを決める
まず最初にやったこと
まず最初にやることとして、アジャイル開発を可視化するために必要となる『課題フィルター』を作っていきます。その後、『ダッシュボード』をホーム画面にして、オンライン/オフラインでの打ち合わせの起点をダッシュボードにします。打ち合わせ中にたどり着きたい情報はすべてダッシュボードからたどれるようにしておくことで、電話や対面での打ち合わせが円滑になります。
やりたいことを洗い出す
今回やること、次やること、その後…を決める
仕様を決める~開発する~テストする~顧客が確認する
次やることを決める
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次の『Atlassian Advent Calendar 2015』は、「corrupt952」さんによる「個人開発しているSlack連携プラグインの紹介」です。